ゼミ文集(2005年度,2003年度)

担当教員からゼミ生へのメッセージ

 


 

▶ 2005年度

2005年度を振り返って

豊田兼彦(とよた・かねひこ)

 

 愛知大学に来て5年目、ゼミを担当するのも5年目ですが、毎年毎年ゼミは新鮮で、今年度もゼミ生の皆さんには色々と楽しませてもらい、元気をもらい、感動をわけてもらいました。感謝しています。

 ◇刑法の勉強

 昨年度以上に刑法の勉強が充実していたと思います。車道校舎の法廷教室を使っての、事例問題を素材とした模擬裁判。検察側、弁護側に分かれて事前に準備し、本番では負けてたまるかと懸命に立論。ゼミ生の発案で、今年度から新たに傍聴人にも事前レポートが義務づけられました。

 ゼミの基本は専門の勉強であり、難しいことにチャレンジしてこそ意味があります。今年度は、理想的なゼミであったと思います。それを象徴しているのが東海学生刑法学会(合同ゼミ)での準優勝。惜しくも優勝は逃しましたが、みごと昨年のリベンジを果たした皆さん、すばらしい!

 ◇各種イベント

 新歓コンパ(5月9日)、木村ゼミと合同でのソフトボール大会(625日)、ボウリング大会(78日)、春学期打ち上げのボウリング大会と飲み会(82日)、夏合宿(81618日)、卓球大会(831日)、ディベート大会予選(1016日)、ボウリング大会(1021日)、東海学生刑法学会第3回討論会(1123日)、加藤ゼミとの野球対決と加藤ゼミ・入江ゼミとの合同飲み会(1124日)、新ゼミ生歓迎会兼忘年会(121314日)、新年会(111日)、冬合宿(213日)など、課外活動も充実していました。今年度は夏と冬の合宿で行われた「いいとも選手権」がとくに印象に残っています。この後も、3度目のボウリング大会(39日)、追い出しコンパ(310日)が予定されています。

813日には、第1とよとよ会(ゼミ卒業生・現役生の会)が49名の参加者を得て開催されました。ふだんのヨコのつながりだけでなく、先輩・後輩のタテのつながりも得られたことと思います。これからもずっと続いていくことを願っています。

 

年生に一言(割愛)

2年間、本当にありがとう!

年生のみなさん

 今年1年お疲れさまでした。来年度は元気な後輩が大量に入ってきますが、負けないようがんばってください。勉強も遊びも大いに期待しています。

 

2006213日)


 ▶ 2003年度

ゼミを巣立つ(巣立った)みなさんへ

 

 担当教員 豊田兼彦

  

 すでに卒業したゼミOB/OGのみなさん、元気にしていますか。この春めでたく卒業するゼミ生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。今年度かぎりでゼミを終えるゼミ生のみなさん、この1ないし2年間、多方面にわたりよくがんばりました。1年で4単位しかあげられないのが残念なくらいです。 

 愛知大学着任(20014月)と同時にこの刑法ゼミが始まって、はや満3年になろうとしています。当初は男ばかりのたった6人でスタートしたわがゼミ(「豊田兼彦とスーパー6(シックス)」)も、翌年は25人(「豊田兼彦とアタック25」)、今年度は20人と順調に発展してきました。地上13階建ての車道新校舎で開講される新年度のゼミにいたっては、なんと35人の大所帯となる予定です。 

それぞれの年度にじつに味わい深い思い出がありますが、いずれにしても、この3年間、なりたてホヤホヤの新人教師がなんとかやってこれたのは、ともに学び、遊び、喜びあったゼミのみなさんのおかげです。言葉では言い表せないほど感謝しています。同時に、すばらしいゼミ生に恵まれたことを、心から誇りに思っています。 

 さて、卒業生のみなさん、これから各自のめざす方向へ人生の一歩を踏み出すわけですが、まずは4年間、大学へ通わせてくれたご両親/保護者の方に感謝しましょう。そして、伝統ある愛知大学の卒業生として、世界をまたにかけて、大いに活躍してください。 

この3月でゼミを終えるみなさん、まだ1年残っています。どうか悔いのない学生生活を送ってください。就職活動や公務員試験等があり、心身ともに辛い時期ですが、ほとんどの学生が経験することです。ぜひとも前向きに、全力でぶつかってほしいと思います。 

 すでに卒業したお三方、それぞれの人生を歩んでいることと思います。何かあれば、もちろん何もなくても、気軽に声をかけてください。たまには研究室(しばらくは名古屋校舎のまま)へも遊びにきてください。 

 

 最後に〈ひとことメッセージ〉です。(割愛) 

 

 ともあれ、3年間 

ありがとう!

  (200435日)