2020年度(第3期)
1 概 要
※ 赤字部分は新型コロナ対応
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春夏学期(前期)は,①文献講読
と②合同演習を行い,秋冬学期(後期)は,③自由なテーマで個別報告を行います。
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①一冊の本(橋爪隆『刑法総論の悩みどころ』有斐閣・2020年)を全員で講読します。ただし,一冊全部ではなく,いくつかの項目を選んで講読します。
項目ごとに報告者(個人またはグループ)を決め,報告者がその内容を報告し,項目に関する課題に取り組み、それに基づいてオンライン(同時双方向)で議論します。
- ②合同演習は,
8月中旬から9月前半までの間の半日(午後)を使い,名古屋大学の古川伸彦教授の刑法ゼミと行います。場所は,今年度は本学です。春夏学期の終盤3回を合同演習の準備にあてます。1年延期します(今年度は不開催です)。
2 メンバー
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3年生:浅井,小野,加藤,小池,圀府寺,佐藤(友),仲谷,中村,野口,橋本,藤本,増田(以上,12名)
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2年生:佐藤(菜),髙橋,平木,廣岡,宮本,山田,山本(以上,7名)
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TA:久保(D3)
3 春夏学期の内容 <新型コロナ対応:オンライン>(6月19日更新)
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04.15 文献講読①(第1章「危険の現実化としての因果関係」),課題作成
- 04.22 〃
- 04.30 〃
- 05.13 自己紹介,課題についての議論(以後,オンライン同時双方向)
- 05.20 課題についての議論
- 05.27 〃
- 06.03 文献講読②(第3章「不作為犯の成立要件について」),課題②についての議論
- 06.10 課題②についての議論
- 06.17 「新型コロナウイルス感染症と刑法」
- 06.24 文献講読③(第4章「正当防衛状況の判断について」),課題③についての議論
- 07.01 課題③についての議論
- 07.08 TAに聞く:進路選択・ロースクール・司法試験・司法修習・大学院
- 07.15 自由研究
- 07.22 〃
<各種企画> コロナ禍のため,なし
4 秋冬学期の内容(予定を含む) <広めの教室で,対面で>
- 10.07 自己紹介(対面初),打ち合わせ
- 10.14 打ち合わせ(続き),発表の準備
- 10.21 承継的共同正犯+同時傷害の特例①(佐藤〔友〕,平木,宮本)
- 10.28 〃 ②
- 11.04 2項強盗①(小池,仲谷,廣岡)
- 11.11 〃 ②
- 11.18 情報の刑法的保護①(藤本,増田,山田):情報の不正入手と窃盗罪
- 11.25 〃 ②:情報窃盗についての立法論的考察
- 12.02 窃盗罪①(圀府寺,野口,佐藤〔菜〕):災害時窃盗<以後,オンライン併用>
- 12.09 〃 ②:各国の窃盗罪
- 12.16 原因において自由な行為①(浅井,加藤,山本)
- 12.23 〃 ②
- 01.06 責任能力①(小野,中村,橋本,髙橋):責任論概説,違法性との関係
- 01.13 〃 ②:刑法39条と裁判における精神鑑定の位置付け
<各種企画> コロナ禍のため,なし